新 着 情 報
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神奈川キノコの会有志による今年度第1回目の「平塚キノコ調査」、数日小雨が続いたためか、先月までと打って変わって多くの種が出てきた。 山の上部に傘径約25p位のものが2本散生していた中の1本。 (食) アカヤマドリ (ヤマイグチ属) |
平塚市 琵琶青少年の家 2014年6月26日 |
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なだらかな斜面に2本 比較的若いのが生えており、乳液は白く、やや渋みがある。北関東などでは出汁に重宝がられるキノコである。 (食) チチタケ (チチタケ属) |
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コナラの落ち葉を被て傘が見えた、丁寧に刷毛で払い、写したが。 ナカグロモリノカサ (ハラタケ属) |
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ドクツルタケの中の代表的な一種、柄は繊維業のささくれとつばがつき、傘にKOH Aq で黄変する、似たものにニオイドクツルタケがあるがこれは黄変しない。(猛毒) アケボノドクツルタケ (テングタケ科) |
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薄曇り、キノコの勉強会には 熱くない気温、昨日までの小雨で大型のキノコも気温による難を免れたか、倒木の陰で南西の風を凌いでいる。土と落ち葉を取り払い、写したが。 キアミアシイグイチ (キアミアシイグチ属) |
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下草に保護されて雨による土の跳ね返りがない。 (食) ツルタケ (テングタケ科) |
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今日は久しぶりの軟質菌デーで小さなキノコはごみミノコ扱い。 傘径約3p、灰褐色で周囲は放射状に避ける中央部にささくれ、柄は傘と同じ色の白色絹糸状の繊維、胞子は星状。 コブアセタケ (アセタケ科) |
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上図のアセタケは絵になるような?ものであったがこれは土を浴び写すのをやめようと考えたが、目の前に折角現れたので、記念に仕留めたもの。 コバヤシアセタケ (アセタケ科) |
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駐車場の土手の桜の大木に真新しい白色腐朽菌が群生していた。 カワウソタケ ( タバコウロコタケ属) |
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子嚢盤は黄褐色で約3p程度、子のう胞子はMLZで先端陽性、楕円形の胞子を縦1列に並べる。網目がある。この時期わりに多く見られる種である。 コブミノオオカツチャワンタケ(チャワンタケ科)(三村仮称) |
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The Tottori Mycological Institute No. 43:1-49 (2005) と本文の報告を参照して下さい。検鏡で胞子は球形で12-20.5×10.5-18μm マルミノツエタケ (タマバリタケ科) |
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梅雨の合間、道の斜面に単生していた、傘径約8cm柄には可動性のつばを持ち、根もとは膨らみ、傷つけると赤変する。毎年同じ場所に出る、昨年は6月25日であった、今年は10日程早い。(毒) ドクカラカサタケ (ハラタケ科) |
茅ヶ崎市 みずき 2014年6月14日 |
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毎年初夏と秋には数日間この高原(標高1250m)で過ごす事にしている、前日まで大雨で交通機関は大幅に乱れたが何とか雨に会わずにたどり着けた。今年は予想外に多くのものが見られた、その中の一つ。 ショウゲンジ (フウセンタケ属) |
長野県 蓼科高原 (茅野市北山) 2014年6月11日 |
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傘径約13cm位、それもたった1本、おまけに傘が一部食べられた ような跡があり、ツバは下に落ちている。証拠撮影。 サケツバタケ (モエギタケ属) |
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柄の長さ約4cm位基部の塊茎状の膨らみが見える、襞は薄肉色、平地ではあまり見かけないようである。下図と同じ仲間かもしれない。 フクロタケ属幼菌 (ウラベニガサ 科) |
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傘径約10cm 高さ約14cm、襞はやや肉色、基部は塊茎状に膨らみツボ状となっている。傘にはやや粘性があり全体に条線がある(特に周辺に)、胞子は楕円形でMLZは陰性、8-10×6-7um、該当するものが見当たらないのでSP.とした。 フクロタケ属の仲間 (フクロタケ属) |
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子嚢盤径2cm−8cm 数えきれないほど散生している、1か所でこれ程多数のものを見たのは初めてである。 | ||
100m四方位の面積に7種類のキノコが生えていた。午前中ゆっくりと観察することができた。まさにキノコのポイント場所である。 フミズキタケ (フミズキタケ属) (食) |
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可憐なキノコである、何本か群生していた、 スジオチバタケ (ホウライタケ属) |
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伐採した木を50cm位にして焚き木用に重ねてある、「ご自由にお持ちください」とのコメント、世知辛い時代に気持ちが休まるような看板?。同定に少し疑問な点もあるがこの種の範疇に入るものと思う。 ヒトヨタケ (ヒトヨタケ属) |
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6月度の定例観察会、今回は他の用事と重複した人が多く、8名の参加、気温も日陰で34℃と上がり夏到来の感、しかし多少風があり、湿度が低いためか気にならない。駐車場の東側で見られた数本、高さ3p程度の若い菌で傘が灰褐色にならないが傘面は黒色がかっており特徴を出している。 ヒトヨタケ (ナヨタケ科、ヒメヒトヨタケ属) |
2014年6月1日 横浜市 新治市民の森 |
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柄の高さ3cm2.5p程度の旧多孔菌科の仲間、今日は至る所で顔を出している。 広葉樹の白色腐朽菌。 アミスギタケ ( タマチョレイタケ) |
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草むらに隠れており、取り除いて漸く姿が見られた、傘の繊維状鱗片は草との接触で大分とれてしまった。柄には 帯黒色のツバの名残りがある。 ムジナタケ (ナヨタケ科) |
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先月まではキノコの端境期であったが、ようやく 出始めたと言うところか?(今回ハタケシメジも1本見られたが、形があまりにも悪い。)例年現れる通称大正池に至る道端 の草むらの中に観られた一株。 フミズキタケ (モエギタケ科) |
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例年ならばこの種のキノコは既に現れているのだが、今年は 全般的に遅い、 道端の広葉樹の埋もれた古木から発生していた。(「ドキッときのこ」の竹しんじさんからご指摘を頂き→○ハイイロイタチタケに訂正いたします。ご指摘有難うございました。 ハイイロイタチタケ (ナヨタケ科) |
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アラゲコベニチャワンタケと外観は非常によく似ており、肉眼的区別は難しい。子嚢盤は皿型橙赤色径約12mm 毛は細く長い、1500−2000×45um、子嚢は円筒形で約225×12.5um、子のう胞子は楕円形で小疣を持っている。18-20×11−12.5um、(疣除く)疣の大きさは1.5-2.0um神奈川きのこの会会報くさびら25号(2003年)に城川仮称コブミノアラゲコベニチャワンタケ Scutellinia badioberbis としているが、学名には多少疑念があるとの事である。採集は2002年9月富士太郎坊が最初でありそれ以後平地では見られないようである。城川先生有難うございました。 コブミノアラゲコベニチャワンタケ(ピロネマキン科) |