新 着 情 報
2013年 | 1月 2月 3月 4月 5月 |
2012年 | 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 |
2011年 | 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 |
2010年 | 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 |
2009年 | 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 |
2008年 | 1月 2月、3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 |
2007年 | 4月、 5月、 6月, 7月、8月、9月,10月, 11月, 12月 |
2013年 6 月
神奈川キノコの会の平塚調査会、梅雨の合間で適当な湿り気があり、大いに期待したが、それほどでもなかった。サトヤマツエタケではなく胞子は銀杏形でも楕円形でもなく球形である。 マルミノツエタケ (タマバリタケ科) |
平塚市 琵琶青年の家 2013年6月27日 |
|
森の入り口近くに新鮮な姿が数個、傘径は3cm程度 (食) キッコウアワタケ (イグチ科) |
||
ムツノウラベニタケと似ている、検鏡の結果胞子が縦に6本の縦状肋骨隆起がある、(ムツノウラベニタケはやや角ばった楕円形) ヒカゲウラベニタケ (イッポンシメジ科) |
||
斜面に単生していた。ドクベニタケと似ているが脈連絡があり、辛味はない。 ドクベニダマシ (ベニタケ科) |
||
子実体は約4cm位、新鮮なときは弾力性がある、乾くと硬くなり外側に2mm位の硬い外皮層が出来ここに子嚢殻が埋まって形成される。内部はゼリー状で乾くにつれて外皮層の内部に膜のようにつく。(同定に出されたものを借用して写す) ホオズキタケ (クロサイワイタケ科) |
||
傘径約6cm広葉樹の基部から発生していた、固体差が多いがこれは下面のヒダは乱れて歯牙状をしている。 ニクウチワタケ (多孔菌科) |
||
森の入り口で出合った未だ成菌とまでは至らない綺麗な姿。平凡な菌種なので掲載するのを考えたが… イタチタケ (ナヨタケ科) |
||
梅雨の合間、道の斜面に単生していた、傘径約8cm柄には可動性のつばを持ち、根もとは膨らみ、傷つけると赤変する。(毒) ドクカラカサタケ (ハラタケ科) |
茅ヶ崎市 香川 2013年6月25日 |
|
神奈川キノコの会今年度第一回目の屋外勉強会、梅雨の季節でキノコの種はまあまあの成績、ただカンゾウタケは見られなかった。時期が遅いのだろうか。 コウジタケ (イグチ科) |
神奈川県 真鶴半島 2013年6月23日 |
|
南方系のキノコ、県内では真鶴半島にしか見られない。管孔面は6画篩状の網目。 フルイタケ (タマチョレイタケ科) |
||
九州を北限とする熱帯系のキノコ 、県内では真鶴半島だけのようである。毎年発生する。 コガネカワラタケ (タマチョレイタケ科、センベイタケ属) |
||
漸く梅雨が本格化したようで今日も小雨が降り続いている。近くの大型スーパーに買い物に行った帰りに単生しているのを見つけた。もう何年も同じ場所を毎日のように通っているのに初めての出会いである。切断後やや赤変し30分後白色に戻ったが、一時的にしろ赤変するのはとの城川先生の説明で訂正いたします。先生有難うございました。 (毒) |
茅ヶ崎市 みずき 2013年6月21日 |
|
半年ぶりで訪れたが何時来ても楽しい場所である。周り一帯がカラマツ林、傘径19cm、ヌメリがある、ツバを持ち上部は網目である。切断しても変色はしない。この季節としては早い。最初はヌメリイグチと思ったが、柄は粒点ではなく網目である。(食) ハナイグチ (ヌメリイグチ科、ヌメリイグチ属) |
長野県茅野市 北山(蓼科) 2013年6月11日 (標高1350m) |
|
傘径約7cm、ヌメリがある、周りはカラマツ林、柄にはツバがあり上部は粒点がある、管孔部に傷をつけても変色はしない。(食) ヌメリイグチ (ヌメリイグチ科、ヌメリイグチ属) |
||
傘径約5cm ヌメリがある、暗褐色から汚白色、柄には膜質のツバがありツバの下部は粘性がある、肉は暗色、この地のカラマツ林には多く見られる。(食) シロヌメリイグチ (ヌメリイグチ科、ヌメリイグチ属) |
||
池の周りのヤナギの木に沢山生えていた、乾燥続きのためか少し干乾び始めている。(食) ヌメリスギタケモドキ (モエギタケ科) |
||
傘径3cmくらいの未だ幼菌、粘性はない細かい燐片がある、周りはカラマツ林、であり、アカゲシメジと似ているが、ヒダが細かく、クロマツなどは無い等、で 本種とした、 カラマツシメジ (キシメジ科) |
||
子嚢盤の約径3cm、数本群生していた。深い椀形で短い柄を持っている。子嚢盤面は平滑、縁は鋸歯状になり、托外被面は白色の粉状、フケ状であり子嚢胞子は楕円形で平滑。日本の図鑑には掲載が見られない上に近似種があり、自信がないが…。(文献:千葉県菌類誌V) チャイロワンタケ (チャワンタケ科) |
||
6月度県博定例菌類調査会、乾燥していたが、キノコも漸く出始めた。落葉に隠れて5〜6個埋まっていたその中での大きなもの2個を選んだ。地上性である、大きさは子嚢果の径4cm程度、検鏡して漸く種名が判った、胞子の表面には小さな棘が生えている。 ペジザ エチノスポラ (チャワンタケ科) |
小田原市 入生田 2013年6月6日 |
|
地上性で子嚢盤径15mm程度、比較的肉厚で脆い、子実層面は平滑、子嚢は円筒形で8胞子を1列に生じる、先端はJ+、側糸は糸状で径2.5-3μm程度、隔壁あり先端はやや膨らみ、褐色の内容物を含む、子嚢胞子は楕円形で、淡褐色の内容物がある、18-20×8-10μm、Peziza sepiatra と似ているが…。 Peziza sp. (チャワンタケ科) |
||
綿質の棘のある橙色の小型菌、(旧キシメジ科) ダイダイガサ (タマバリタケ科、ダイダイガサ属) |
||
6月定例観察会、例年よりキノコの出だしは遅い、シイタケのほだ木と思われるものからようやく1本顔を出していた。証拠写真として写しては見たが。 ヒイロベニヒダタケ (ウラベニガサ科) |
横浜市 新治市民の森 2013年6月2日 |
|
隔年位に数本顔を出す場所である、5mm径位の白い部分が見えたので、土を除けてみたら幼菌が出てきた。土を払って綺麗な姿を撮ればキノコも喜ぶのにと後悔、 ムレオオイチョウタケ幼菌 (キシメジ科) |
||
数本出ていた中でこれでも一番若くて綺麗な?キノコ、胞子の大きさを調べたわけではないのでコツブとの区別はつかないが、これで良いと思う。 ヒメヒガサヒトヨタケ (ナヨタケ科ヒメヒガサヒトヨタケ属) |
||
この市民の森も良く整備され、子供達も安心して来易くなったが、その反面きのこ類は少なくなってしまった。ようやく見つけたハタケシメジらしい一株、 ハタケシメジ (シメジ科) |
||
地上性のチャワンタケ 子嚢盤径約1.5cm、子嚢胞子は球形ではなくゆたんぽ形(俵形)、くさびら第34号シワミノクロチャワンタケ(城川仮称)Galiella sp. に良く似ている。 クロチャワンタケ属 sp. |
||
子嚢盤径2.3cm 短い柄があり、材上生、子嚢はヨード反応陽性、円筒形で8胞子を縦に8個並べる、子嚢胞子は楕円形で弱い疣があり、2個の油球がある。大きさは17.5〜18.5×8.5〜9.0μm、側糸は糸状で先に近く少し太い。似たものにフジイロチャワンタケモドキがあるがこれは胞子が12-14×6-8μm、小さい点で区別できる。 フジイロチャワンタケ (チャワンタケ科) | ||
子嚢盤の裏面に毛のないHelvella 、柄は灰褐色から黒色。 |
||
大きさは15mm程度、地上に発生、中G氏が採集、検鏡写真を見ると メルツアー で僅かに 陽性、一見 Pachyella violaceonigraに似ているが。 Pachyella 属 sp.(カバイロチャワンタケ属 sp.) |
||
子嚢果は高さ1〜2mm程度、柄は1〜2mm程度で棍棒形、中実、子嚢盤 は半球形、低い饅頭形、表面は淡褐色、全体に60μm×5μm程の無色〜淡褐色の細軟毛をつける基部には僅かに黒色の燐片がある。2010年5月横浜市新治市民の森で採取された、ミズタマタケににている。 ピンタケ(ピンタケ科) |
山梨県 瑞垣山(宇都宮氏) 2013年5月25日 |
|
Mollisia sp. のようです。Tapesia との判別は難しいようですが、属の区別は、Mollisia は子実体形成菌糸層がない胞子が細長い事が多い。( Mollisia 属は約400種くらいあり、種の同定は困難のようです)(5/12中G氏採取、5/20up)子嚢胞子:11.2-12.0×4.5-4.8 μm J+ 平滑。 ハイイロクズチャワンタケ属 sp. |
横浜市 新治市民の森 2013年5月12日 |