新 着 情 報
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2011年 9 月
神奈川キノコの会の屋外勉強会、彼岸が間近なのに33度の蒸し暑い気温、地面は湿っており、程々の成果。マツの枯枝から発生していた迷種、柄があり管孔は細かで紫褐色、城川先生に見て頂いたところブドウタケと判明、生長過程でいろんな姿を見せてくれる。 ブドウタケ幼菌(多孔菌科) |
横浜市 子供自然公園 2011-9-18 |
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傘は径 15-25 mm, 饅頭形〜平開し, 周縁部に浅い溝線がある淡褐色,中央部はやや暗色. 、中空, 光沢があり, 平滑, 傘と同色,頂部は淡色; 基部には白色の長い剛毛状菌糸体が見える ヒダには脈連絡はない、 ヒカゲオチエダタケ(キシメジ科) |
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ツエタケには似たようなものが多く、難解である、似たものにマルミノツエタケ(胞子は球形で側シスチジアの先はくびれる、)など多い。 オキナツエタケ(キシメジ科) |
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似たものにクリイロオチバタケがある。2002年高橋春樹氏がMycoscience、43: 343-350に発表している。傘表皮細胞は大きな箒状細胞をもっている。 マダラホウライタケ(キシメジ科) |
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神奈川キノコの会の9月度平塚キノコ調査、この場所は例年あまり見られないが、今年は予想に反して多種みられた。どのようなわけかキノコ出る所には蚊が多い、写真を撮ろうとすると蚊取り線香の煙をものともせず襲ってくる。イグチの同定は難しい。これはやさしい方の1種かも。 キッコウアワタケ(イグチ科) |
平塚市 南金目神社 2011-9-15 |
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表面はオニイグチの顔をしていても、中身はコオニイグチ、イグチ類の同定は難しいと言われるがこの両者の区別は顕微鏡による以外にはなさそうである。これは典型的な一例かもしれないが。 コオニイグチ(イグチ科) |
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9月度の新治市民の森の観察会例月は第1日曜日であるが、神奈川キノコの会の太郎坊定例勉強会で第2日曜に変更になった。先週の12号台風の雨でほぼ期待通りの成績であった。これは記録用写真。 キヒダタケ(イグチ科) |
横浜市 新治市民の森 2011-09-11 |
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洋梨形のホコリタケである、広葉樹の地上に発生していた。これについては2004年千葉県専報に日本の新種として吉見氏が報告をしている(参照)。しかし北米やヨーロッパでは一般的なキノコであるとの記載がある。(新治初見) コゲホコリタケ(ホコリタケ科) |
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今日はこの市民の森の中は何処に行ってもオニタケが群生している。食菌なのだけど誰も取ろうとしない。 オニタケ(ハラタケ科) |
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毎回午後立寄るスギ、カシの混合林の崖に数本群生していた。ここには最近中型菌がそれぞれの季節に毎に現れる。傘には条線はなく黒褐色のイボがある柄の基部は塊茎状、つばは白色膜質。 ヘビキノコモドキ(テングタケ科) |
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堆積した馬糞上に籾殻と鋸屑を混合物で覆われている上に多数群生していた、傘上には淡褐色の燐片がまばらに散在し、中央部は濃くなっている。周辺部には細かい条線がある。 ツブカラカサタケ(ハラタケ科) |
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スギ、カシの混合林に多数発生していた。子実体は2〜3cm程度、無柄で卵形または洋梨形で短い柄があるものもある。外被の菌糸層は褐色〜淡褐色でほぼ平滑、毛や棘を欠く内被の孔円盤は繊維状。(新治初見) ケブクロツチガキ(ヒメツチグリ科) |
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畑の横の薄暗い低木の混生林に身を屈めて入った少し奥に中型菌が数本群生していた。傘は淡乳黄色で茶褐色の細線が多数見られる。ヒダは厚く乳黄色で傷をつけると茶褐色になる。柄には条線があり、割ると次第に茶褐色になる。(新治初見)(U氏が数本即城川先生に持参し同定を仰いだ) キヒダスミゾメシメジ(仮称) (キシメジ科) |
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県博の菌類定例調査会は都合で第2週に変更、12号台風の雨の影響で、小人数ではあったがそれなりの種が見られた。その中の一つ、肉の切断面が約10分後淡赤色に変化した。柄は浅い条線と濃淡がある、網目はない、胞子は未成熟で見られなかった。 クリイロニガイグチ(イグチ科、ニガイグチ属) ? |
小田原市 入生田 2011-9-8 |
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広葉樹林の腐生落葉の多い崖の下部に群生していた。 ズキンタケ(ズキンタケ科) |
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おなじみの可食美味のキノコである、特に汁物に味がでると言われているが、好みにより人それぞれである。今日はいたるところに発生していた。時季と雨が重なっての豊作?となったのかもしれない。 タマゴタケ(テングタケ科) |
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神奈川キノコの会の定例観察会、現地の天気予報が当日の朝降水確率60%以上の場合は中止になる。超大型台風12号の影響でJR御殿場線は運休、路線バスも運休、当日の降水確率は100%、早々に中止の中で二十数名のキノコ狂が超大型台風にもめげず太郎坊に集まった。 神奈川キノコの会太郎坊野外勉強会番外編 |
静岡県 富士太郎坊 2011-9-4 |
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森に入り直ぐに目についたのがこのきのこである、雨を充分に吸い綺麗な色をしている、広葉樹の立ち枯れ木の割れ目から発生していた。 ハナビラダクリオキン(アカキクラゲ科) |
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地上性のキノコは台風の雨でみな痛めつけられている。何時もなら写す気にはならないのであるが、台風時の記録を残す意味で 雨にもめげず撮影した。 ハンノキイグチ(イグチ科、ハンノキイグチ属) |
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神奈川キノコの会の太郎坊での定例観察会は超大型12号台風のため早々と中止となり、午後は水ヶ塚に移り、幹事U氏の定番のキノコ汁を頂いた。その時見つけたものである。ミドリニガイグチと非常によく似ているが柄が紅色を帯びない点が違う。 (参考図鑑:青森のきのこ、工藤伸一著P164) ミヤマミドリニガイグチ(イグチ科ニガイグチ属) |
静岡県裾野市 水ヶ塚 2011-9-4 |
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雨が一時切れたので周りを少し歩いたとき群生しているのにで合った。20個も纏まって生えているのはあまり見ない。別名キツネノチャブクロとも言う。 ホコリタケ(ホコリタケ科) |
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針葉樹の陰に発生していた。ヒダは脈連絡があり柄の基部は白色の細毛がある。太郎坊と違いここのキノコは台風の洗礼を受けていないらしい。 サクラタケ(キシメジ科) |
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入生田に住んでいるSさんが来る途中で採集したものを数種持参した、珍しいもはウスキテングタケとこの種である。柄には細かい剛毛が生えており中空である。柄の基部には白色の直毛菌糸が付着している。縁シスチジアは箒状で多数みられる。 ミヤコホウライタケ(キシメジ科) |
小田原市 入生田 2011-9-1 |
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神奈川県生命の星・地球博物館の8月度定例菌類調査会、都合で第4週にずれ込んだ。数日間雨が続いたので期待したのだが期待はずれ。今年の県内のきのこ暦は遅れてしまったのか。貴重な1本。 クサハツモドキ(ベニタケ科) |
小田原市 入生田 2011-8-25 |