新 着 情 報

Topページに戻る

2010年  1月 2月 3月 4月 5月
2009年  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
   2008年  1月 2月3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
   2007年  4月、 5月、 6月, 7月、8月、9月,10月, 11月, 12月

                                                                                                                                                                                                                                                                                              6月 (素人の子嚢菌道楽)

母の三回忌で帰省した際、実家の廃墟に立寄った。荒地や竹やぶには6〜7本が群生していた。
       イロガワリ(イグチ科)
栃木県
那須烏山市
2010年6月26日
年中見かけるチャワンタケである。腐枝に群生し、子嚢盤径は0.8〜1.5mm程度、子実層面は白色で内側に屈曲している。外面は白い密毛が生えている。子嚢は円筒形で43×7μm程度。胞子は紡錘形で左右不対象、ヨードで+、毛の先端はやや膨らんでいる。
       シロヒナノチャワンタケ近縁種(ヒナノチャワンタケ科)
横浜市
新治市民の森
2010年6月13日
幼菌はら成菌まで多数群生していた。胞子の大きさは7.0〜8.5×6〜7μm、不整楕円形、発芽孔は中央からややずれている。胞子の色は黒褐色。
       コツブヒメヒガサヒトヨタケ(ヒトヨタケ科)
横浜市
新治市民の森
2010年6月13日
標高1000mの地点、針葉樹の土留に生えていた、傘径約4cm程度傘表面は乳白色で傘は内巻き、襞は垂生しギザギザ状、柄は中実で上部につばを有する。胞子は楕円形で12.8×6.4μm程度、骨格菌糸を持ち菌糸にはクランプがある。「ドキッと きのこ」の竹しんじ氏に種名を教えて頂いた。有難うございました。
       ツバマツオウジ(ヒラタケ科)
福島県
北塩原村
2010年6月4日
神奈川キノコの会の総会が例年の如く平塚博物館で行われた。会場正面の大きなクスノキの上部一面に発生しており(写真2)大きさは幅2〜5mmくらいまである。検鏡図(B)図左上には原菌糸にはクランプが見られ、菌糸末端近くには魚の骨様の太い刺が見られる。(5/30)
       ニクコウヤクタケ (コウヤクタケ科)
平塚市
平塚博物館庭
2010-6-1
沢に浸っている枯枝上に発生していた。寒天状の鋲形をしており子嚢果の径は3mm〜7mm、柄は5mm位、子嚢は棍棒状でヨード反応は−、胞子は楕円形ー紡錘形で平滑である。昨年は見られなかったが今年は多数発生していた。
      ミズベノニセズキンタケ(ズキンタケ科)
横浜市
新治市民の森
2010年5月2日