新 着 情 報
2010年 | 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 |
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12月
竹さんの送別会、2時間ばかり寺家ふるさと村を探索する。晴天続きで里山は乾ききっている。ようやく見つけた。傘は半球形〜鐘形であり、表面は暗灰色、乾けば淡灰色となる、A図。襞は直生やや密、灰色のち黒色となる。柄は中空、暗灰色から暗赤褐色、上部は淡色、上方に向かい微粉を帯びる胞子は黒褐色でレモン形から楕円形13〜14.5×7.5〜10μm縁シスチジアは円筒形、フラスコ形。(有毒) ヒカゲタケ(ヒトヨタケ科) | 横浜市 寺家ふるさと村 2010-12-12 |
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大池の奥の湿地でみられた。広葉樹の枯枝から発生しており、傘は扇形から半円形。幅は3cmくらいまで、柔らかい皮質で不明瞭な環紋があり、短柄がある、下面は汚白色〜淡灰色、脈状の襞は縮れており、縁は鈍く、傘は内側に巻く。 チジレタケ(多孔菌科) |
横浜市 寺家ふるさと村 2010-12-12 |
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大池の奥で見られた。針葉樹の湿った枯枝に発生していた。子のう盤は径約2mm程度で黄褐色、柄は約2mm、子実層は平らか凹形。子のう頂孔はヨード反応陽性。子のう胞子は20.6〜35×10.0〜15.6μm長紡錘形で1〜3の隔壁を持っている。子のうは円筒〜棍棒形で8胞子を2列に並べている。側糸は糸状で隔壁がみられる。分岐はない。大谷吉雄氏の検索表でゆくとこの属に入るが。 ヒメノスキフス属s.p(ズキンタケ科ニセビョウタケ属) |
横浜市 寺家ふるさと村 2010-12-12 |
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この季節に良く発生するズキンタケ、腐朽が進み湿って柔らかい朽木上に発生、3cm以下の小型菌全体に淡い赤紫色で平滑、子のう盤は皿状で波打つことが多い子嚢胞子は5以上の多隔壁、(単隔壁は別種)肉質はゼラチン状。 ムラサキゴムタケ(ズキンタケ科) |
横浜市 寺家ふるさと村 2010-12-12 |
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山の中腹で鮮やかなものに出会った。表面は環紋があり粗毛を密集している。表面の毛には未だ緑いろの藻がついていない。子実層托面はひだ状で白色をしている。 カイガラタケ(多孔菌科) |
横浜市 寺家ふるさと村 2010-12-1 |
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この毒キノコは年中をとおして切株、古幹などに群生するが、固体により微妙に色合いが違う。ひだには微かに硫黄色があり、柄は上方で淡黄褐色下方で茶褐色。写真は群生していた中のニガクリタケからぬ綺麗な1株である。 ニガクリタケ(モエギタケ科) |
横浜市 寺家ふるさと村 2010-12- |
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暖かい小春日より、12月の定例観察会、若い女性のメンバーも定着し総員17名。ハラタケ類は殆ど見られず、子のう菌類が若干。その中での一つ。アカコブタケ属は学名があり且つ和名があるものでも15種以上もあり我々素人には難解であり、またそこまで調べる必要性もない。 アカコブタケ属(クロサイワイタケ科) | 横浜市 新治市の森 2010-12-5 |
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コナラノ枯木上に発生していた。径約1〜2mmの微小な粒を多数形成している。赤褐色でしばしば不完全世代が共存する。この属も多く10種以上のものがある。 アカツブタケ属(アカツブタケ科) |
横浜市 新治市の森 2010-12-5 |
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高さ4cm程度の鞍形をしたノボリリュウタケ、柄は平滑で子嚢盤の下面は無毛。子のうのヨード反応は陰性で胞子は広楕円形で大きな油球をもっている。側糸は先端が膨れている。 アシボソノボリリュウタケ(ノボリリュウタケ科) |
横浜市 新治市の森 2010-12-5 |
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この森でどの季節も見られるものである。似たものに上記のアカコブタケ、アカツブタケなどがあるので、参考のため以前新治で撮ったものを参考のために記載する。 カタツブタケ属(クロサイワイタケ科) |
横浜市 新治市の森2010 |
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子実体の大きさ4mm程度橙黄色、標高1000mを越すとモエギビョウタケが少なくなりこの種が多くなる。 ビョウタケ(ズキンタケ綱ビョウタケ科) |
福島県 北塩原村 2010-11-9 |