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神奈川キノコの会今年度初回の平塚キノコ調査、会報誌「くさびら34号」に掲載されているクロチャワンタケが昨年と同じ場所で2本見つかった。特徴は胞子に横線状の隆起線がある。
       シワミノクロチャワンタケ(城川仮称)(クロチャワンタケ科)
平塚市
琵琶青少年の森
2012年6月28日
ナガエノチャワンタケと外観は非常に似ていて区別がつき難い。子のう胞子が楕円形で中に丸い大きな油球が1個ある点が違う。ナガエノチャワンタケは胞子はラクビーボール状で真中に大きな油球と両端に少し小さな油球があり計3個である。神奈川キノコの会会報くさびら31号P12., Fungi of Switzerland Vol 1 P58.
      ヒトツメナガエノチャワンタケ(城川仮称) (ノボリリュウ科)
子のう盤の径約1cm、柄は無く椀形、縁、外側に褐色の剛毛がある、コケの間に何本か散生していた。 
      シロスズメノワン (ピロネマキン科)
数日前までの雨の影響か、多くの種類のものが見られた。キノコの観察日も良かったのか、見ごろのものが多く楽しめた。
       カブラアセタケ (アセタケ科)
神奈川キノコの会の本年度最初の屋外勉強会、やや曇天で例年より気温は低く過ごし易い、蚊にも会わず、又一昨日の台風の風と大雨の影響で地面の湿り気は充分。お林遊歩道には入らず下を行く。2番目に出会ったのが、このキノコ、Yさんが斜面の途中にあったのを見つけた。傘には粘性があり、管孔は柄の周囲で陥没、ワイン色をしている。

       ヌメリニガイグチ(イグチ科)
神奈川県
真鶴半島
2012年6月24日
斜面の狭い場所に数本が固まって生えていた。何時もの自分なら写すのを断念するのだが、仲間のセミプロ写真家のコーチを頂き、土を掘りカメラを置き撮る事が出来た、Sさん有難うございました。

        スジオチバタケ(ホウライタケ科)
ナカグロキツネノカラカサに近縁であるが、相違点は傘中央部の燐片の色が茶系統、菌糸は太いなど。(くさびら21号:神奈川キノコの会)
       ナカコゲチャキツネノカラカサ (ハラタケ科)
アラゲキクラゲの白い色のタイプ、生長するにつれてアラゲキクラゲの色になるようである。

       アラゲキクラゲ幼菌(キクラゲ科)
同定用のものを寸借し、ヒダの赤橙色に縁取られた所を写したもの、照葉樹林内の堆積上に生える。
       カエンオチバタケ(ホウライタケ科)
県により希少品種としてレッドデーターとなっているところもある。形、色など図鑑と大分違うが、子のう盤は赤みを残している。2003年に WEN-YING ZHUANG 氏がMycotaxon誌で6種を紹介している。検鏡の結果 P.domingensis (Berk.)にした。
       ニクアツベニサラタケ (ベニチャワンタケ科)
県立生命の星・地球博物館にはもう10年以上も毎月行っているがここの前庭で見つけたのは初めててある。芝生に生える暗褐色の特色のあるキノコ。
       ススタケ (イッポンシメジ科)
小田原市
入生田
2012年6月21日
県博の菌類定例調査会、今日は珍しいキノコガ現れた。広葉樹林の中で傘径約3〜6cmのものが数本、つばには条線がある。ショウゲンジと明白に違うのは、傘上皮の棍棒状細胞である。
       キショウゲンジ (フウセンタケ科)
昨日の台風で落葉の層が厚くなり、探すのは一苦労、つばとつぼがある。かさの中央部は薄い紅黄、3% KOH Aq で黄変。
      アケボノドクツルタケ (テングタケ科)
よくある月並みな担子菌類、スギの大腐朽木に群生していた。証拠写真とした。
      ヒメカバイロタケ ( ガマノホタケ科、旧キシメジ科)
地下生菌の中J氏が見つけた。小生などはなかなか見つけられない。すぐ近くの朽ちた丸太の階段の下にも小さなものがあった。
       チャセイヨウショウロ (セイヨウショウロ科)
今年はチャワンタケの季節が半月位おくれ、漸く現れた、約30固体ばかりが散生していた。地上性で子のう盤は15mm〜40mm程度、平滑で柄はない。子のう胞子はイボ状、内部には2油球がある。
      フジイロチャワンタケモドキ(チャワンタケ科)     
茅ヶ崎市、県立
茅ヶ崎里山公園
2012年6月11日
Peziza
2012年6月11日県立茅ヶ崎里山公園に生えていた
      フジイロチャワンタケモドキのいろいろ

6月に入るとテングタケ類がでてくる。デジカメを修理に出したので、一眼レフを持参、下からはなかなか撮りにくい。膜質のつぼもつば(痕跡)もありヒダはややピンク色、別名アカハテングタケ。
       タマゴテングタケモドキ(テングタケ科)
この里山公園には以前からキノコが少ない、今年もあてにはしなかったところ、何種類か出てきた。ヒダも柄も白い、柄は下部が細くなる。ヒダ部に硫酸第一鉄Aqで鮭肉色となったので一応本種としたが?。ドクベニタケと良く似ている。
      チギレハツタケ  Russula sp.(ベニタケ科)
新治市民の森の6月度定例観察会、午前中は市内の四季の森公園に出向く。そこで見つけたのがネンドタケなどから発生したオリビリア属菌、子実体は薄い橙黄色で半透明でロウ状をしている。菌類の高次分類ではオルビリア綱、オルビリア目、オルビリア科になった。
       Orbilia 属 sp. (オルビリア科)
横浜市
四季の森公園
2012年6月3日
チャワンタケの季節、小腐朽木の多い半ば湿り気を持っている場所に多い、今年も同じ場所で数本が散生していた。
       ナガエノチャワンタケ(ノボリリュウ科)
例年コナラ類の同じ樹に発生する。一昨年は根元の南側、昨年は東側、今年は西側に姿を現したが根元から約50cm位離れてたところである。今年の秋ははたして何処に現れるだろうか。
       ムレオオイチョウタケ(キシメジ科)
横浜市
新治市民の森
2012年6月3日
完全世代のオサムシタンポタケが2本見つかるのは珍しい。それも普通の場所であり坪庭ではない。発見者はOkuge氏。
     オサムシタンポタケ(オフィオコルジケプス科)