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  入生田の2月度定例菌類調査日、数日前の大雪も大分溶けたが、肝心の菌類は見られない。子嚢盤径約2p程度、例年2月から3月上旬にかけて杉林の落下した枝に見られる。杉の枝まで飛散した胞子は杉の葉につき分生子となり、杉の小枝を枯死させ地上に落下し、これを繰り返す。 
         ストロマテニア クリプトメリアエ (キンカクキン科)
2014年2月13日
小田原市
入生田 
  子嚢盤径約5mm程度腐朽木の小片に付着している。柄は短く基部には微かにスビクルムの様な毛が見られる。子のう胞子がが未熟のため約1週間成熟させた結果判明したので訂正いたします。
        キヤワンタケ (キチャワンタケ科)
 数年見られなかったが今年は当たり年、数多く見られた。ハンノキの尾状花序の子座化した組織から長い柄のある子嚢盤を生じる。子嚢盤の径は約7mm程度。子嚢は円筒形で基部が縛られる、メルツアーには先端で陽性無色で平滑、7〜9×4〜5μm、側糸は円筒状で先がやや膨らむ。
         キボリア アメンタケア (キンカクキン科)
2014年2月2日
横浜市
新治市民の森   
杉林の中での径3mm程度の黄色いチャワンタケ、最初キチャワンタケの幼菌かと思ったが、 どのものもスビクルムを持っている。 ヨード反応は陽性
         クモノスヒナノチャワンタケ属 (ヒナノチャワンタケ科)
 2月の新治市民の森の定例観察会、14人参加、ようやく見つけた軟質菌、腐朽木の陰で乾燥を防いでいた。
         エノキタケ (タマバリタケ科)