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神奈川キノコの会の会議が平塚博物館で行われた。イチョウの大木の下に春を待ちかねていたように、あちらにも、こちらにも小さなもの、大きなもの、足元に注意しながら、大きなものを選んだ。
      アミガサタケ(アミガサタケ科)
平塚市
平塚博物館敷地
2012年3月25日
春の彼岸も過ぎようとしているのに風が冷たい。スギの落ち枝を数センチめくり上げたら子嚢盤径1cm位のものが10個近く出てきた。スギの黒点枯枝病菌の完全世代のものである。(参考文献)Kubono & Hosoya Mycoscience;3: 279-285 1994
      ストロマテニア クリプトメリア (キンカクキン科)
小田原市
入生田
2012年3月20日
杉林のいり口に傘径6mmほどのクヌギタケ属のものがスギの落ち枝の間に隠れて寒さに耐え確りと枝に付いていた。ヒメチシオタケににているが。
      クヌギタケ属 sp. (ラッシュタケ科(旧キシメジ科))
春先に出るキノコは傘径1cm以下のものが殆どである。この入生田はキノコの種が多く、山もわかりきっているので1人で入る予定であったが、爺が一人では?と家内が介護?してくれた。埋もれたスギの枯木から出ていた、柄につばの痕跡がある。
     コガサタケ属 sp. (ヒメノガステル科)
入生田の杉林の陽のあたる場所には小さなキノコが春を待こがれている、これも傘径1cmくらいのものだ。スギの落ち枝の下で寒さを防いでいた。
      ナヨタケ属 sp. (ナヨタケ科)
コンクリートの坂道に数箇所発生していた。藻類の様な、まるでワカメを水につけてふやかした様な状態、
      イシクラゲ (陸棲藍藻:ネンジュモ属)
数日前の雪を境にして野山は豊富に湿り気を蓄え生き返った。新治の定例観察日、年度末で現役層は多忙、それでも12人の参加があった。月並みな硬質菌ではあるが…。
     ニクウスバタケ(ニクハリタケ科)
      
横浜市
新治市民の森
2012年3月4日
落朽葉の多い何時もの道には雪の日を境にして50本以上が一時に現れた。柄の基部は白色菌糸毛で覆われている。
    チャムクエタケモドキ(チャムクエタケ科)
谷戸の入り口に少し大きなツバキの木がある。例年は殆ど見られないが、今年は足の踏み場もない位出ていた。子嚢盤の径が2cmくらいのものもある。これも雪による湿り気の賜物だろう。
     ツバキキンカクチャワンタケ(キンカクキン科)
スギの樹皮から発生していた、脈連絡があり柄の上部は黄白色下部は赤褐色、襞には横分岐があり襞は13枚(L=13)日本キノコ図版 (青木実氏)NO292と一致している。
      スギカワタケ(キシメジ科)
広葉樹の腐朽木に生えていた、Oさんが愛称大正池とよんでいる近くで取ってきてくれた。
有難うございました。
      ハイイロクズチャワンタケ(ズキンタケ目ヘソタケ科)
今日は不明菌が多い。雪の恵みか?何処かで見かけたようなキノコである、傘径1.5〜3cm程度で全体が白く繊細な感じである、柄の基部は黒いろを帯びる、襞は粗い。
     シロホウライタケ(ツキヨタケ科)
菌類の戦い、コナラの枯木にヤケイロタケが発生しその周りにアナタケが発生、ヤケイロタケとアナタケににHypomycesが付き3つ巴の戦いとなった模様。勝負はどうやらHypomycesについた様だ。
        ヤケイロタケとアナタケとHypomyces の戦い
何時も午後訪れるヒノキと広葉樹の混合林に子実層が紫褐色の若いものが見られた。
       
         アラゲキクラゲ(キクラゲ科)
昨日の雪で樹木が多数折れていた、温暖地の樹木が雪に弱いのを改めて感じる。昨日と今日の温度差は10度以上。幹基部径約1mの枯木の祠部に約50本、反対側に約30本。今年初めてのハラタケ類。(検鏡:傘表皮の菌糸)
      センボンクヌギタケ(ラツシュタケ科)
小田原市入生田
2012年3月1日
昨日に打って変わり急に暖かくなる、路上に現れたのがこのきのこ、昨日の雪で折れたコナラの枝にしっかりと付いていた。
     ツヤウチワタケ(タマチョレイタケ科)