新 着 情 報

Topページに戻る

2009年  1月
   2008年  1月 2月3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
   2007年  4月、 5月、 6月, 7月、8月、9月,10月, 11月, 12月

                                                                                                                                                                                                                                           2009年2月 

科博の細矢先生の2日間にわたる子嚢菌の講演会と屋外実習が生命の星菌類ボランテアを対象として行われた。得られたところは多大であった。子嚢菌類は担子菌類よりもはるかに属種が多いのに日本名で知られている種は反対に少ない。これもその内の一つである。細矢先生有難うございました。
      Stromatinia cryptomeriae (キンカクキン科)
小田原市
風祭
09年2月11日
秋から春にかけて針葉樹林帯の地上でよく見かけるキチャワンタケ属のキノコである。大きさも3cm位までで
柄を持たない。傷つくと外被面は青くなる。
      キチャワンタケ (ピロネマキン科)
小田原市
風祭
09年2月11日
ケゼニゴケから発生している盤菌類。子嚢果の径約0.5ー1mmの大きさ、座りこんで探してもなかなか見つからない。
柄は長さ1mm以下珍しいチャワンタケである。
           Bryoscyphus sp. (ズキンタケ科)
小田原市
風祭
09年2月11日
新治メンバーの樺氏、増永氏が歩くところは不思議な事にキノコが寄ってくる、この日も泥の中から小さな顔を出してきた。持ち帰り胞子が子嚢外に飛び出すまで数日気長に待って見た。検鏡の結果は図鑑とほぼ同じで…。
     Ciboria amentacea (キンカクキン科、キボリアキンカクキン属)( 2月7日掲載)
横浜市
新治市民の森
09年2月1日
新治グループの2月例会11名の参加。数日前の雨で春の息吹が感じられた。この盤菌は新鮮な時は皿状でコケイロサラタケ属と間違えるほどである。1日経つとこれとは反対に凹形になり文献探しに時間を費やした。残念ながら和名は未だ無いようである。(2月4日掲載)
     Chlorosplenium chlora (ハイイロチャワンタケ科)
横浜市
新治市民の森
09年2月1日
この菌の便りは小田原などでは先月中ごろに耳にした。横浜でもお目にかかる事ができた。初め2本しかなかったが
誰かが3本を添え見事なお華流となった。(2月4日掲載)
     ツバキキンカクチャワンタケ(キンカクキン科)
横浜市
新治市民の森
09年2月1日
スギ林の斜面に生えていた。子嚢果の径約2cmの小さなもので柄は無く、外皮層は緑色で子嚢盤は黄色、
キチャワンタケ属に属する。
      キチャワンタケ (ピロネマキン科)
横浜市
新治市民の森
09年2月1日
ロクショウグサレキン属の種で学名のあるものはこの3種を含めて(SPは他に5種)がある。子嚢盤が白色がかっているのはこの種で、1859年にPeziza omnivirens Berk.して登録されたものがJ. R. Dixonによって属の変更が行われChlorociboria omnivirens (Berk.) Dixonとなったらしい。
       ヒメロクショウグサレキン(ズキンタケ科)
横浜市
新治市民の森
09年2月1日
新治グループの今年度最初の調査会13名の全員が参加、樺氏が核菌と思われるものを見つけた。
この類は子嚢果として子嚢殻をもつ菌群で検鏡が難しい。入生田の今年度最初の菌類調査会が15日あったので持参し、出川先生にお願いした。先生有難うございました。(1月16日UP)
      Valsa (核菌網、バルサ科)
横浜市
新治市民の森
09年1月11日