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菌類仲間の武○さんがイノシシの糞の微小菌を採集し胞子が出来るまで家で養生していた。子嚢果の大きさは約1mm程、ゼラチン質状で毛は無く柄はごく短い。チャワンタケ亜目の中で子嚢胞子がメルツアー溶液に染まらないものの一つである。(3/28掲載)
     
 アスコブルス クレヌラタス(チャワンタケ亜目、スイライカビ科)
小田原市
09年3月26日
これも菌類?旧分類では地衣類のユオウゴケになっているが最近では盤菌網に入っている。火山の硫黄のあるところに生じる、子器は赤くよく目立つ。 (3/25、掲載)
     コナアカミゴケ (盤菌網、レカノラ目、ハナゴケ科)
箱根町
大涌谷登山道
09年3月23日
傘径約2cm、柄は約4cm襞は細かくはない、次回までの宿題事項としたい。
      Unknown SP.
小田原市
入生田
09年3月20日
県博主催(入生田)の菌類自由観察会、約30人位が参加し楽しい観察会であった。
通称弁当広場で子供達が広葉樹の小木で見つけた。Lachnumと思ったがどうも当てはまらないので一応近いところにおいておく事にした。
    Stictis SP (スティクティス科)?
小田原市
入生田
09年3月20日
枯れた広葉樹の朽木に生えていた。外皮の縁が少し青みがかっており子嚢盤は薄黄色、念のために調べてみた子嚢胞子はソウセ−ジ形で約6.8×2μm、8胞子形で先端はJ+、子嚢は53.5×5.2μm、Mollisia melaleuca に近い。
    Mollisia SP. (ハイイロチャワンタケ科)
小田原市
入生田
09年3月20日
ビョウタケ類かなと思ったがどうやら担子菌類の仲間らしい、調べたがアカキクラゲ目、アカキクラゲ科など多く
の種(186種)が報告されていて難解である。一応ここに入れる事にしたが?(文献、T.Shirouzou,Mycoscience 48:388,2007)
     ヒメアカキクラゲ (アカキクラゲ科)?
小田原市
入生田
09年3月20日
お彼岸に先祖の墓参りをし空家に寄り風をいれる。庭の赤松の埋もれた松毬から出ていた。最近出たCMOS 130M画像のカメラを取り付け検鏡したが寸法は自動ででるので便利だが、明るさは今一足りないようである。
      マツカサキノコモドキ (キシメジ科)
栃木県
那須烏山市
09年3月18日
子嚢盤は3cm位椀型で凹凸がある。太く短い柄には縦に皺が見られる。(Pezizaとの違い)
これは未だ若い菌であるので胞子に特徴のある嘴状突起や網目は未だ見られない。メルツアーでは(ー)である。
     フクロシトネタケ(ノボリリュウタケ科)
茅ヶ崎市
清水谷
09年3月12日
この谷戸でも広葉樹の枯木でよく見られる。普通は見過ごしてしまが、何も無い時期にはついレンズを向けてしまう。子座はマット状で子嚢殻は2mm程度孔口は乳頭状。
     Rosellinia SP.(クロサイワイタケ科)
茅ヶ崎市
清水谷
09年3月12日
この谷戸では年中見られるが時期により色合いや大きさ数などが微妙に違う。広葉樹の枯木上に発生、幅は約3〜4cm程度孔口は極めて微小。
     ヒイロタケ(多孔菌科)
茅ヶ崎市
清水谷
09年3月12日
数日続きの雨で少しは期待がもてるかと思ったがまだキノコには時期が早いのだろうか、軟質菌類は殆ど見当たらない。盤菌類の中の小さなものが雨で少し膨らみ目に付き易くなった程度。
     Mollisia 属 SP.(ハイイロチャワンタケ科)
小田原市
入生田
09年3月5日
太い針葉樹の朽木から多数生えており、大きさは2cm程度、傘の色は帯橙褐色、柄も同色であり襞はやや薄紅色でウラベニガサ科のキノコに見えるが胞子は多角形でやや疣状で片方が尖りイッポンシメジ型。
      イナバノウラベニタケ (イッポンシメジ科)
小田原市
入生田
09年3月5日
よく見かけるマンネンタケ科の硬質菌である。断面を見ると明確な境層が目見られたのでUPしてみた。
      オオミノコフキタケ (マンネンタケ科)
横浜市
新治市民の森
09年3月1日
昨日まで雨が続いたので期待したが2月より少なかった。弁当広場の端のチップを敷き詰めたところに群がって生えており吸水性の傘はオリーブ褐色で未だ条線が見えており、柄の基部は白色菌糸に巻かれていた。
      チャムクエタケモドキ(チャヒラタケ科)
横浜市
新治市民の森
09年3月1日
他の場所では時々見かけるが新治では最初の出会いである。傘表面部は剛毛に覆われており子実層托は乱れやすく迷路状から針状になっている。
      ミノタケ (多孔菌科)
横浜市
新治市民の森
09年3月1日
新治菌類調査グループの3月度定例調査会。ハラタケ類のコノコは先月より少なかった。これは広葉樹の枯木に生えており子嚢盤が白く、色が褪せた様子でもない、ヒメロクショウグサレキンではなく和名のまだ出来ていないものであるとお教え頂いた。
      Chlorociboria  omnivirens (Berk.) Dixon (クロハナビラタケ亜科)
横浜市
新治市民の森
09年3月1日
上段のロクショウグサレキン属の朽木の日陰部分に生えていた。子嚢果は0.7mm〜1mm程度白く外皮層の上部には柔弱な微毛が見られ柄は1mm以内で、群生していた。
      ニセヒナノチャワンタケ属 SP.(ヒナノチャワンタケ科)
横浜市
新治市民の森
09年3月1日
科博の細矢先生の2日間にわたる子嚢菌の講演会と屋外実習が生命の星菌類ボランテアを対象として行われた。子嚢菌類は担子菌類よりもはるかに属種が多いのに日本名で知られている種は反対に少ない。これもその内の一つである。細矢先生有難うございました。
      Stromatinia cryptomeriae (キンカクキン科)
小田原市
風祭
09年2月11日