フクロシトネタケオオシトネタケ (ノボリリュウタケ科)
Discina perlata  parma

2008年4月17日 茅ヶ崎市 清水谷

オオシトネタケから5〜6mのところに生えていた、
フクロシトネタケ、カニタケ、オオシトネタケは子嚢果が
似ていて区別がつかないことがある、翌日検鏡を試みた。
顕微鏡的には、カニタケ:子嚢胞子は平滑、
フクロシトネタケ:胞子に模様があるが胞子の両端は黒い嘴状のものがある
オオシトネタケ:胞子は網目状で胞子の両端はヒゲ条の付加物がある
結果オオシトネタケであることが判った、

  


子嚢先端ははJ-、胞子は8胞子形で油球が3箇所ある、
胞子は約26×13μm、楕円形で粗い網目がある、
両端にはヒゲのような付加物がみられる



側糸:棍棒状で隔壁、厚壁が見られる、幅約5μm