ウソ (アトリ科)
( 英名) Bullfinch
2015年2月1日横浜市新治市民の森 
キノコの収穫は無く疲れて駐車場に戻った場所で迎えてくれたのがこの付近では珍しい麗人!。何しろカメラはキノコ専用のマクロ設定、急いで鳥に向け姿だけは辛うじて捉えた。
この麗人、色といい形といい上品な京菓子のような趣がある、姿が美しいことから昔はかごの中で飼われて楽しまれていた。
”美しいものには棘?”がある、春先にサクラなどの葉芽よりも花芽を好み、舌とくちばしを使って芽の芯の部分だけをよりわけて食べてしまう。このためサクラ愛好家には嫌われ昔有害鳥獣として1000羽近く駆除された年もある。
「フイツー フイツー」と細く高い口笛をそーと吹くような声。この声を高く低くつないだとぼけたような囀り、口笛を吹くことを九州の方言で「うそぶく」というのが名の由来。夫婦仲は極めて良い。
ピンボケ写真は雄、嘴の下に朱色の小さなよだれ掛けがある