Pachyella sp. (タワンタケ科) |
Pachyella sp. |
よく見かける小型のチャワンタケ類、水辺にあり腐樹の半分は水に |
浸かっていた。子嚢果の径3mm〜5mm程度で柄はない子実体は丸味の |
ある円盤状で基質に固着する。子実層面は平滑で淡い茶褐色、毛はなく、 |
ゼラチン質で脆い。@ |
子嚢は円筒径で200〜250×12〜13μm ヨードはー。AB |
子嚢胞子は16〜17×9〜10μm一列に並び厚膜で中に大きな油滴を |
2個もつ。A |
側糸は糸状で225〜250×3μm、先端部に近いところで2分岐し、 |
薄褐色の内容物がある。A400倍 |
問題点:Pachyella babingtoni に近いがこの属は I+であり、チャワンタケ科 |
である。ところが今回のものは I ーであり、これから推定すると |
Psilopezia 属?(Humaria科)とも思うが、解らない。 |
ヨード反応以外はPachyella に近いので このsp.とした。 |
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A B
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