Otidea sp. (ピロネマキン科、ウスベニミミタケ属) |
Otidea sp. |
2012年10月4日 小田原市 入生田 |
子嚢盤径3cm程度のものが7個束生して15cm位に大きく見える。子嚢盤は椀形で一部が下部まで割れるのが特徴。なお側糸が釣り針上に湾曲するのが特徴。ミミブイサタケと似ているが ミミブサタケ属(Wynner):ベニチャワンタケ科で菌核から生じる。胞子は大きく40〜47x17〜18μm。(Zhong .Mycotaxon Vol 30 PP.465-471 1987 ) ウスベニミミタケ属(Otidea):ピロネマキン科、胞子は10μ程度で油球が2個ある。側糸は釣り針状に曲がる。(大谷吉雄. Trans.Mycol. Soc. Japan Vol IX.101-108.) 種名に関しては近いうちに同定したいと考えている。現在報告されているのは10種位ある。 |
X1000 子嚢胞子と側糸の外観図 ↓