オオシトネタケ (フクロシトネタケ科) |
Discina parma Breitenb. et Maas Geest |
2013-4-18 茅ヶ崎市市民の森 |
ムクの大きな腐朽木上に数個点在していた。直径約8cm、子嚢盤面は大きく波打っている。全縁で肉は白く、太く白い短い柄がある(C図)。B図:幼菌径2cm〜3cm。 |
子嚢:円筒形で径23〜29μm メルツアー 反応陰性、子嚢胞子:楕円形で表面は隆起した表面は多角形網状(E図)、中央に1個の大きな油球があり 、両端にも小さな油球を持っている胞子もある(D図)。大きさは網目状突起を除いて、23〜27.5×11〜12.5μm。 側糸:糸状で時に分岐しているもの、隔壁を持つものなどがある。 先端は膨らみ、褐色の内容物があり8μm位のものまである。 |
B 幼菌 C 裏面:短く太い柄
D子嚢と胞子(油滴大1、小2) J − E 胞子表面:隆起した網状・多角形
F 側糸:先端は膨らんで褐色の内容物がある