ヌメリカラカサタケ(テングタケ科、ヌメリカラカサタケ属) |
Limacella subglischra (S.Imai) Hongo |
2011年8月7日 横浜市 新治市民の森 |
空が黒くなり近くで雷が鳴る始め雨がぱらつき始めたので、切上げようとしたときに目に留まった種である。はじめチャヌメリカラカサタケと思って写したものであるが、抜いてみて驚いた。ヒダは離生し、柄に厚いヌメリが見られた。北方にしか見られない一品。似たものにコクリノカサモドキ(北陸のきのこ図鑑、ヌメリガサ科、仮称)があるが、これはヌメリガサ属でヒダが垂生の特徴をもっている。 |
参考文献:Siga Univ.,Ser.Nat. Sci. 9:73,1954) |
神奈川キノコの会機関紙「くさびら」25号、2003 参照 |