フジチャヒラタケ(チャヒラタケ科)
Crepidotus sulphurinus
2010年3月7日横浜市新治市民の森
広葉樹の腐柄に発生していた。日本キノコ図版(青木実氏)によると
フジ以外の広葉樹の腐樹(柄)にも発生するとの記述がある。
表面は粗毛を密生し硫黄色、襞はやや粗い。
胞子は刺の短い海栗状で7〜9μm(4図)、上皮層の菌組織には
クランプが多く見られる。(2図)。担子柄は2胞子タイプ(3図)。

(2図)上皮層の菌糸


(3図)2胞子形担子器


(4図)担子胞子