ビロードチャワンタケ(ピロネマキン科) |
Jafnea fusicarpa (Gerard) Korf. |
2012年10月17日 相模原市 武田敏夫氏採集 |
相模原市の武田氏の自宅近くでの採集品。子のう胞子がいぼ状で大きさが4
子のう胞子:全体に細かい疣状のものがあり、両端のものはやや大きめ。紡錘形でやや不対称、大きな油球が2個ある。大きさは30-40×11-13μmと大きい。
托外被の縁毛は:厚膜、先は丸い、褐色で隔壁がある、70-250×10-18μ程度。
内面は淡褐色、外面は平滑であるが短い剛毛を密生させている。
柄は:土を落とし確認したが(採集後数日経過して撮影)柄はない。
参考標本として、生命の星・地球博物館に収納。 (文献):Vladimir antonin.(2010):Jafnea semitosta (Ascomycota, Pyronemataceae)fist collection in the Czech Republic ..- Czech Mycol.62(1) Korf R.P.(1960)Janea, a new genus of the Pezizaceae.- Nagaoe7:
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子嚢胞子↓
子のうと胞子↓
托外皮層の縁毛↓
武田さんの線画 ↓
3日後の外被と根の部分(水洗)