アオサビシロビョウタケ(石川仮称)?ズキンタケ科 |
Cholorociboria sp. |
2015年11月5日 小田原市入生田 |
ロクショウグサレキンに関しては整理不十分であり。子のう胞子の大きさは18〜20umであった、基部は青緑、 |
●日本産Chlorociboria(ロクショウグサレキン属)の検索表 (追加) 原文:Japanese Discomycete Note T−[ (Richard P.Korf)P23〜P29 T托外被層の絡み合いー表皮状菌組織のゼラチン化ー通常表皮状組織のゼラチン化、 子嚢盤は青緑、基質は緑色。 A胞子は16〜20μm長さ、通常小分生子発芽、密綿毛菌を欠く。 ………C. Tax.SP.T (Fig..6) a 胞子は13.3〜22μm長さ、密綿毛菌を欠く。 …… アオサビヒナノチャワンタケ (青木仮称) …… アオサビシロビョウタケ (石川仮称) b胞子は14〜18μm長さ、通常小分生子発芽、密綿毛菌を欠く。 子実体側面の円錐状菌糸塊を持つ。 …C. omunivirens (Berk.) /ヒメロクショウグサレキン B胞子は小型、小分生子発芽は稀、密綿毛菌を有し通常うねる。 1 密綿毛菌は顆粒被、胞子は10〜14μm長。 ……C. aeruginosa/ロクショウグサレキン (Fig.7) 2 密綿毛菌はやや平滑で胞子は小型。 a 胞子は5〜8μm長さ、側糸は1μm幅、密綿毛菌は平滑。 ……C. aeruginascens/ロクショウグサレキンモドキ (Fig.8) b 胞子は7.5〜10.5μm長さ、側糸は1.5〜2μm幅、平滑時に顆粒。 …… C. Tax.sp.U (Fig.9) C 胞子は超大型26.3〜34.4μm長。外被は微毛状。 …… C. .sp.1 (忽那) U托外層にゼラチン化した絡み合い表皮状菌組織はなく、子嚢盤は青緑ーオリーブ緑ー 黒に近い、 基質は緑orそうではない。 C托外皮層は厚壁菌組織、子嚢盤は青緑、基質は緑に着色され胞子は9〜11μm長、 小分生子発芽は不明、密綿毛菌糸は先端疣状。 …… C. Tax.sp.V (Fig10) D托外皮層は球形〜多角菌組織、子嚢盤の色は多様、基質は緑か非緑。 3子嚢盤は青緑、基質は緑、胞子は小分生子発芽が多い、密綿毛菌糸を欠く。 c 托外皮層は厚く3層、最外皮は球形菌組織、次は顆粒被の緩慢な菌組織内皮は 平行で外向きの厚壁菌組織、胞子は13〜16μm長。 …… C. Tax.sp.W (Fig11) d. 托外皮層は薄く、不明瞭な緩慢な球形菌組織、胞子は13〜17μm長。 …… C. Tax.sp.X (Fig12) 4子嚢盤はオリーブ〜褐色〜殆ど黒、乾燥時子実層は青緑、基質は緑色染色ではな い。 小分生子発芽は不明 e. 子嚢盤は殆ど黒、側糸は広棍棒形、子嚢は早液化、胞子は9〜12μm、 密綿毛菌糸は厚壁で棍棒状。 …… C. Tax.sp.Y (Fig13) f. 子嚢盤はオリーブ、外皮層はオリーブ〜度々赤褐色、側糸は糸状、子嚢は非液化、 胞子は8〜11μm長。密綿毛組織はない。 …… C. ? rugipes (Fig14) (参考資料) 原文:Japanese Discomycete Note T−[ (Richard P.Korf)P23〜P29 他: Mycotaxon 1 (3):216 Chlorociboria omnivirens (Berk.) Dixon 国立科博専報(9):77 屋久島のチャワンタケ類と不完全菌類 (大谷吉雄、椿啓介) 北陸きのこ図鑑:288 (池田良幸) 日本キノコ図版 No391 1970 (青木、石川) CUP FUNGI Discomycetes ( 忽那 ) |