ニセキンカクアカビョウタケ (キンカクキン科)
Dicephalospore rufocornea

07年9月 17日 横浜市四季の森公園

何処ででもみられるニセキンカクアカビョウタケを小田原市入生田、横浜市子供自然公園、県立四季の森公園(横浜市)、茅ヶ崎市清水谷、の4箇所のものを採集し調べてみた、色が赤みを帯びているもの、オレンジ色に近いもの、柄が短いもの、柄の根元の黒い菌核が見えないものなど様々なものがある、しかし検鏡ではみな同じであった、代表的なものを載せてみた。
(外観上似ているビョウタケは神奈川県では箱根や丹沢の標高が
1000m以上のところにしか生えていないと言われている、また胞子も全く違う、 (注:1月〜3月は平地でも見られる))

@写真最上部は比較的赤く柄が短いもの
Aは子嚢と、はみ出した子嚢胞子(約36μm×5μm)1000倍にて、
B子嚢胞子は湾曲した狭紡錘形で両端が尖り頭部のようなものを
  備えている、学名のDicephalo(2つ頭の) spore(胞子)はここから
  来たもののようである。