キンチャワンタケ (ピロネマキン科)
Aleuria rhenana
07年10月27日 山梨県富士山(ちょっと道草〜キノコ道・宇都宮氏採集)

28日の神奈川キノコの会の勉強会に富士山で採集した珍しいキンチャワンタケを
持参して見せて下さった、その内の2本を頂き検鏡しデーターをとった。
子嚢盤は半球形で径約2.5cm短柄を持ち鮮黄色、
子嚢:は円柱状棍棒形で約300×10μmヨード反応陰性
胞子:19×13μm網目状
側糸:2μm、糸状で先端が太く曲がっている隔壁がある、
真ん中の子嚢はPezizales の代表的な形態で頂部の蓋が
開いて胞子が出た後の状態であるのが見える、
参考文献;The fungi An Advanced Treatise ,Discomycetes and Tuberales; Richard P.Korf