ヒロハアマタケ (キシメジ科)
Collybia effusa  Har. Takahashi

07年9月26日 茅ヶ崎市清水谷

モリノカレバタケ属のキノコで高橋氏が ヒロハアマタケCollybia effusa Har. Takah., と命名し
Mycoscience 42: 339-345, 2001 に発表したものである事がわかった、引用させてもらう、       

 
  肉眼的特徴: 傘は径 30-45 mm, 最初半球形で縁部は内側に巻き, のち饅頭形からほぼ平

開し, しばしば中央部がやや凹み, 最初平坦であるがまもなく放射状に走る明瞭な扇状の溝線
を表し, 最初白色粉状, のち次第に平滑になり, 幼時赤褐色のち縁部に向かって淡色になる. 
肉は相対的に薄く (傘の中央部において厚さ 3mm 以下), 白色, 特別な味や臭いはない. 柄
は 30-55×1-3 mm, ほぼ上下同大, 中心生, 痩せ型, 中空, 白色, 全体に著しい粉状を呈し, 基
部は白色綿毛状菌糸体に被われる. ヒダは上生〜やや垂生し, 疎, 柄に到達するヒダは 13-
18, 幅 5 mm以下, 白色または時に緑黄色〜淡緑色を帯び, 縁部は平坦, 縁取りを欠く. 胞子
紋は白色.