@生態写真

ハグロチャツムタケ(青木仮称) ( 所属科未確定)
Gymnopilus sp.
2012年9月16日 横浜市 新治市民の森
通称カワセミの池近くの湿地帯道脇に従来から鎮座していた針葉樹の朽木。チャツムタケ属とはすぐに判り、噛んでみたが苦味はなし。
KOHを襞面につけたが直ぐに灰色の混じった黒に変る。(従来は直ぐに黒変したが)何人か持ち帰り検鏡、胞子は卵状楕円形4.6〜5.2×4〜4.5μm、種名は決まらなかった。肝心のシスチジアを欠いた写真を城川先生にメールで数枚添付し教えを願った。正解は「ハグロチャツムタケ(青木仮称)旧コツブチャツムタケ」。先生からは水封(黒)→KOHで消える事を何回も教わったのに、今回は恥ずかしいやら、悲しいやら。先生有難うございました。

A 傘 面                          B襞にKOH付ける赤黒くなる

C水封:黒い色素が見られる(右下部)              DKOHで黒い色素は直ちに消える。



E傘表皮細胞:平行細胞クランプがある(フロキシンB封入)          F柄表皮細胞:平行細胞クランプあり(フロキシンB封入)